2021/10/16

富士山ハザードマップ 令和3年3月

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令和3/2021年の春先はこのニュースでざわついた
富士山ハザードマップが改定されて、溶岩流がコッチに来る可能性があるとな!

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早々に県のページで確認した。元になってるのはコチラの図

神奈川県/火山の防災情報/富士山について
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/bousai/1_3235_9_13.html

上の方、桂川~相模川経由で相模原市(旧津久井郡)にも来るが、
とりまおいといて、鮎沢川~酒匂川経由でやって来る可能性がある
こいつぁヤベぇ!

[富士山が噴火したら溶岩流以前に大変だが、今記事では溶岩流だけ解説します]

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旧ハザードマップでは御殿場で止まる筈だったのに、、、
どーして範囲が広がった?

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ちな過去に酒匂川筋に溶岩が流れ込んだ事は無い
御殿場の堆積物の下とかどーなってるか判らんが、
鮎沢川は河内川と合流する以前に足柄層(概ね昔の海底堆積物)を削って流れてる

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過去の溶岩流見ても同様。川沿いに流れるんは随分昔に桂川沿いに猿橋まで、
黄瀬川沿いに三島まで流れててるが、御殿場から鮎沢川への溶岩流は流れて無い
(その昔、酒匂川は鮎沢川→黄瀬川と流れてた。というハナシもある)

ちなみに、そんな遠くまで溶岩流れて大変・・・だが、
1万年~8000年前位の富士山がドンドカ成長してた頃のハナシなんで、
今日日そんな噴火するか?とも思うが、たった数千年前の事だからなぁ
火山としての富士山はとっても若い山なんで、これからかも知れんし

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猿橋いった時は意識しとらんかったから、溶岩見に行かんかった
桂川にも降りたけど、よく見て無い

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三島駅の南側に湧水がいっぱいあって、溶岩流が来てた事は知ってたが、
駅の北側に溶岩洞窟があったんは、正直驚いた(既に埋められてます)

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さて、令和3年改定で溶岩流範囲が広がった原因だが

左上/想定火口域拡大
新たな火口発見云々いっとりますが、そこら辺の火口は随分前から判ってた筈
右上/想定する過去の噴火年代を広めた。約3200年前~を約5600年前~に
左下/てな訳でH16版では溶岩7億㎥の推定だったが、倍近い13億㎥に
中下/主にIT技術の発達故と思うが、シミュレーションの計算地点を
H16版の5倍となる252地点に

という風に想定の年代と火口域を広めた結果、大幅アップとなったようです

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開始地点は大規模噴火と中規模噴火の時、それぞれこんだけありますが、
全て追っかけるんは大変なんで、酒匂川筋にやって来るものだけ見分

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中規模噴火溶岩流/M33地点。須走口5合目付近
最終的に南足柄市・開成町まで

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中規模噴火溶岩流/M34地点。須走口5合目付近
M33同様だが、コッチの方が早く到着

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中規模噴火溶岩流/M35地点。須走口5合目付近
鮎沢川-河内川出合付近まで到達

M33~M35は隣り合った極近い地点
ちな北側のM32だと御殿場にも流れるが大半は山中湖へ流れ入る
逆の南側M36だと御殿場で止まる(以降南下)

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大規模噴火溶岩流/L28地点。須走口本七号やや南
桂川半分、酒匂川半分位か?山北に流れ込む

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大規模噴火溶岩流/L29地点。須走口本七号やや南
開成町を抜けて小田原市一部に到達

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大規模噴火溶岩流/L30地点。須走口本七号やや南
開成町を抜けて小田原市一部に到達

L29とほぼ同じだが、御殿場市街の流れがちと違う

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大規模噴火溶岩流/L31地点。須走口本七号南。小山町御殿場市境近く
御殿場市街を抜けて、最大で開成町。なぉ、どうしてか山北谷蹂躙

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大規模噴火溶岩流/L32地点。須走口本六号-宝永山間。小山町御殿場市境付近
大半は黄瀬川に流れるが鮎沢川沿い県境辺りまで

L28北側のL27では桂川流域、L32南側L33も鮎沢川に流れるが、大半は黄瀬川

とまぁ、全て可能性なんだが、
そもそも鮎沢川流域が富士山西側のごく一部なんで、万一の場合でも確率は低そ

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それらを取りまとめたんがハザードマップになってる

気になったんが、鮎沢川筋から酒匂川に流れ込むには、
河内川と合流するんだが、(火山灰とか色々ありそだが)
丹沢湖を放流すれば、溶岩流を止められんか?
(だとしても天然堰止湖が出来るという別の地獄が待ってるが)

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てな訳で今回のシミュレーションに関する資料を漁って、色々調べてみた
溶岩流のシミュなんて実績ないだろ大変だなと思いつつ、
足柄平野蹂躙の断面図は置いといて
丁度地図が鮎沢川~(河内川)~酒匂川、合流する辺りでも急激な変化は見られ無いので、
河内川はザコ扱いなのか勾配しか見て無いのか、とりま河川の水は考慮してみたいみたいだ
という訳で万一の場合はワンチャンあるかも

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火口想定図と実際の火口が合ってるか見てみた
それなりの噴火災害のあった火口は網羅できてるようだ

富士山の火口、この場合の側火口だが、なんか方向性がある気がしない?
実際、南側の鑵子山~宝永山~山頂火口~大室山の南東-北西を最大に、
幾つかの側火口は連なってるので、そういう傾向にあると思われ
ちな地図上のピンク丸は深さ10km位のトコで度々M2-3の地震が起きてるトコ
プレートの境界辺りと思われるんで、その辺が富士山活動の原点なんかも知れない

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てな風に煽っといて富士山噴火すんじゃね?と思われるかも知れんが、、、、
判らん。専門家じゃないし
さりとて首都圏に近く、万一の場合は被害甚大なんで、
気象庁を始め各機関が常時観測してます
気象庁も月一で観測データも公開してるんで、
「雪が少ない」とか言って無いで参照してください

気象庁/全国の活火山の活動履歴等/富士山
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/314_Fujisan/314_index.html


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