幻の小田原紡織線#1

小田原駅は大正9/1920年10月21日、熱海線の駅として開業
昭和2/1927年4月1日、 小田原急行鉄道(現小田急電鉄)開業
昭和9/1934年12月1日、熱海線→東海道本線
昭和10/1935年6月16日、大雄山鉄道線(現・伊豆箱根鉄道大雄山線)が直接乗り入れ
昭和10/1935年10月1日、箱根登山鉄道が乗り入れ
昭和39/1964年10月1日、東海道新幹線開業
東海道本線(東京-熱海)がJR東日本、東海道新幹線がJR東海なので、
乗り入れ鉄道会社5社と日本最多だったんだが、2004年に横浜駅/6社に抜かれたそうだ
乗り入れ鉄道会社5社と日本最多だったんだが、2004年に横浜駅/6社に抜かれたそうだ

省線(熱海線)開通後、小田原電気鉄道は、国府津間の線を廃止し、省線小田原駅に乗り入れ
昭和10年に箱根登山鉄道鉄道線が小田原に乗り入れた後も、
軌道線は町内/市内電車として小田原-板橋間を昭和31/1956年6月1日まで走ってた
今更だが、人力、馬車、電気、登山、路面、高速と、日本の鉄道史にメチャ絡んでるな
現在の小田原駅に乗り入れてるのは5社だが、もう1社/1線、乗り入れる予定があった事をご存じかな?
開業間もない小田原駅と同社工場約1.2kmを、軌間60cmの瓦斯機関車で結ぶ軽便鉄道である
が、勿論ソコまで鉄道は走ってないし、廃止遺構も無い。未成線である
ただ箱根方面の技術的にアヤシイ、予算的に無理だろ未成線と違って、
(最近見つけたネタでは、芦ノ湯-双子山/ロープウェイ)
実際に運行する事前提で許可も取り、乗り入れる小田原駅/鉄道省にも話が付いて、、、
(最近見つけたネタでは、芦ノ湯-双子山/ロープウェイ)
実際に運行する事前提で許可も取り、乗り入れる小田原駅/鉄道省にも話が付いて、、、
結局造られんかった
専用鉄道以前に、小田原紡織会社自身が再建されなかった
未成線であるから、通常は此処までなんだが、工事予定の資料を見てたら、意外なハナシ・・・
≪続く≫
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コメント
No title
2018-04-17 16:21 mem**tosmor* URL 編集
小田原紡織の件
小田原紡織の件でわかる範囲で知りたいのですが、実は私の父方の父が(祖父)が紡織に
いまして震災で27歳で他界しました。
どなたか写真などお持ちでしたら教えていただきたいのですが、名前は 雨宮 一(はじめ)といいます。どんな些細なことでもよいので宜しくお願いをいたします。
追伸住まいは当時富士紡績の小山町の社宅のいたらしいのですが、富士紡績と小田原紡織とは関係があったんでしょうか
2022-12-10 18:00 雨宮隆 URL 編集
Re:小田原紡織の件
資料が殆どありません
昭和初期まで会社は存在してたみたいですが、
大正期の営業内容的にモンが2次資料としてあるだけみたいです
富士紡績との関係ですが、別会社なのは間違いなく、
富士紡績は同業各社を合併吸収し、今も存在する会社なんで、
社歴などを見る限り、小田原紡織との関係は見られません
富士紡績の社宅という事からすると、
そちら側にの資料に何かあるかも知れません
富士紡績自身については、あんま詳しく調べて無いんで、
細かいトコは判らんです
2022-12-13 03:18 BAZU URL 編集
No title
100年以上ですからなかなか難しいですよね
なんかの機会がありましたら、また教えて
いただけると幸いです。
2022-12-13 08:06 雨宮隆 URL 編集
追伸
鉄道王 雨宮敬次郎は私のご先祖らしいです
2022-12-13 08:09 雨宮隆 URL 編集