
中津川橋、工事用道路の入口看板
変わっておらず、相変わらず萱沼トンネル(秦野-松田)の看板は無い (受注は清水建設)
ちなみに、中津川橋は平成32/2020年(令和2年)12月29日まで、
高松トンネル(松田-山北)は平成34/2022年(令和4年)9月18日までが工期になってる

県道から現場を見てみると、桟道橋が延びたり増えたりしてる
中心線(中津川橋は直線じゃないので参考に)絡んで増えた分は、橋脚工事用か
対岸さらに向うに延びる桟道橋は横坑用かと思ってたんだが引き返して来てる。どーすんだろ

足元の萱沼トンネルは、、、
東側は掘削開始してるが、コッチ側は今だ動きが無い

掲示ボード見にキャンプ場への道を降る

以前は工事用道路を一部通過してたが、カルバートも出来、キャンプ場道は完成してる
キャンプ場道から現場が見れる場所に移動

下から見ても橋・トンネルの実際のブツを造っては無いな。まだ事前工事の段階
【ピンク枠】ん?萱沼トンネルの坑口看板と思いきや、下り線A1(橋台)だ
萱沼トンネルの坑口はドコだ?

【オレンジ枠】それらしいのは有るが確認できない

対岸向うの桟道橋は戻ってきて現在鉄骨柱入れてるのは左側
このまま高松トンネル坑口に向かうか

降りて来る工事用道路の川側に、何やらスペース?道?うむむ何だろ

掲示ボードを確認する
なぉ工事用道路上にあるんで手を伸ばして、、届かないので全身を使って撮影(察して
工事用道路の県道から降りて来るトコの経過
2014年10月から2016年12月まで2年2箇月にも及んだ
拡大 なぉ、細かいのが見えるよう、複数画像を合成してるんで多少歪んでる
「中津川橋の橋梁一般図」上下線の側面図と「下り線P2断面図」、「下り線主桁断面図」
側面図、地質が載ってるの凄いな。中津川は断層に沿って流れてるんで、川辺りに破砕帯が走ってる
下り線、名古屋(御殿場)側橋台、なんと高松トンネルの中になるんか!
トンネルと橋が連なるのは道路建設の華(?)と言われてるが、「重なってる」なんちゅうのは珍しい
諸元として
形式/PC3径間連続エクストラドーズド バタフライウェブ箱桁橋
橋長/上り線、277.5m、下り線、317.5m
支間割/上り線、36.7m+132.5m+105.7m、下り線、81.7m+172.0m+61.2m
有効幅員/標準部、9.76m

以前見つけた資料だが、既に過去のモンだったもよう。スペックも大分変った (2014年10月資料)
拡大「全体平面図」中津川橋と高松トンネル工事だが、東側の萱沼トンネルも描かれてる
というより工事用道路を含む、、という事か
拡大もう一枚「平面図」主要部分のみ、内容的には同じモノのようだ
緑色の対岸桟道橋、やはり高松トンネル坑口へのルートと、掘削エリアになる
橋脚、橋台位置も描かれてる
拡大 コチラも合成してるんで多少歪んでる。デカいがそれでも極小文字は読めん
「高松トンネル地質平面・断面図」
すげぇな、詳細な地質図なんでこんな時でも無いと造られないもんな
ここらはプレート境界近くの複雑な地形なんで、とっても複雑です(2回言う)
(地上部分はフィリピンプレート上付加帯がギュウギュウ押し込まれてるんで更に複雑)
高松トンネルは、上り線、2851m、下り線、2864m
東西工区に別れてて、
東側工区上り線、1829m、下り線、1836m
西側工区上り線、1022m、下り線、1028m
となってる

も一つ重要なネタは東西坑口の標高
西側(山北町尺里川沿い)は約225mとしか判らんかったが、
東側(松田町中津川沿い)は上り線、253.6m、下り線、248.4mとある
(上、226.4m、下、234.4mは橋台基部?)
厚木から西/御殿場方面に向かって全体的に緩やかな上り勾配と思ってたが、
実際にはそうで無い場所もあるって事か
参考、現在資料等で判ってる道路高(計画高)西~東
山北町城山(河内川橋西)下292.097m、上291.944m
山北町安洞(尺里川橋西)下216.361m、上223.529m (資料古いんで変わってる可能性もあり)
松田町高松トンネル東坑口、下248.4m、上253.6m (New)
秦野市K706傍(四十八瀬川橋~水無川橋間)下244.694m
あ、既にアップダウンあるんか

平面図によると、今後はこのように桟道橋が延びて、それぞれの橋脚基礎穴等の工事が行われる
手前、萱沼トンネル坑口前は、掘削の為の平場が造られるんだと思われるが、、、

新規に造られてる道っぽいのは、萱沼トンネル前を避けるルートだろか?
(道中心線らしきモノが延びてる)
本工事はまだ先だな~