2010/09/30

山北町内山の木製電柱

月末なので多忙なのと、雨で近場廻りも出来ない・・・
涼しくなったのでアチコチ行きたいのに~
撮り溜めでご勘弁を

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26107910_0?1285856087

山北町の内山集落内で見つけた木製電柱
トランス付きと支持柱付きが連なっている

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26107910_1?1285856087

木製電柱はまだまだ残っているとは言え、トランスが乗ってるのは流石に少ない
やはり重量的にキビシイのだろうか
(とは言え、PCB問題で古いトランスは新しいのに載せ換えられており、軽量化してるのだが)

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26107910_2?1285856087

支持柱があるのは、電線経路が曲がるなどして、電柱に水平方向の力が掛かる場合に設けられる
ココの場合は、道に合わせて直角に経路が曲がっている
その場合90度の内側45度対角にするのがベストだと思うが、用地的に出来なかったのだろう
その分ステー線(途中に碍子の付いた支持線)が張られている


単なる木製電柱ではネタにならないなぁ
普通のは写真すら撮らないです
スポンサーサイト



2010/09/29

国道135号/片浦橋

場所はココ 地図

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26091157_0?1285689786

国道135号の米神橋を見たなら、ちょい先の片浦橋も見に行こう
道路上からはこの辺からしか見えない

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26091157_1?1285689786

神奈川県西部では珍しいコンクリートアーチ橋(開腹式上路)だ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26091157_2?1285689786

橋上に来ると特徴が判らない

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26091157_3?1285689786

片浦橋もかながわの橋100選に選ばれている
100選のプレートはドコだ?(見つからなかった)

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26091157_4?1285689786

欄干が低いので、ウロウロするのは結構怖い
傍らを遠慮なく車がビュンビュン通り過ぎる

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26091157_5?1285689786

銘板を見つけた

桟橋かと思いきや、河川橋であった。牧谷川という
藪の谷間に流れているのだろう

橋長 70.05m、幅員 8.0m
実際には、40mのアーチと、15mの連続桁×2で構成されてるみたいだ
昭和35年(1960年)竣工

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26091157_6?1285689786

熱海方面から
何パーセント位だろうか、、若干の勾配に架かっている(こちらかは下り)
是非に正面から見てみたいものだが、本日海は大荒れで・・・
また機会があったら訪れようと思う
2010/09/28

国道135号/米神橋

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26082254_0?1285602223

いつもは旧道を行くのだが、今日はこの橋を見に国道をやってきた
(旧道からも直ぐだけどね)

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26082254_1?1285602223

かながわの橋100選にも選ばれている米神橋だ
1960年9月架橋、橋長 125.3m、幅員 8.5m

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26082254_2?1285602223

最大の特徴は我が国初のPC曲線橋(PC単純曲線箱桁橋)だという事
近くの白糸橋が我が国初の鋼鈑桁曲線橋であるのに続いて、コンクリでも初物だ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26082254_3?1285602223

50年前に造られた橋=道だから、幅員がチト狭いのが難点だ
多少苦しくっても、旧道の方がチャリで走るには楽だ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26082254_4?1285602223

旧道が湾内奥を通るのに対して、橋梁により湾を越えるという、今ではよくあるケース・・・
ぃゃ、今ならもっと手前から直線で橋架けちゃうか

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26082254_5?1285602223

下からも撮っちゃうゾ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26082254_6?1285602223

PC曲線橋なんて、高架でごく在り来たりになってしまったが、最初のケースだからだろうか・・・
首都高などに比べて箱桁がガッツリ造られている気がする

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26082254_7?1285602223

湾の外、防波堤からも撮りたかったのだが、台風が太平洋上に居て、凄い波
とてもじゃないが行けない

パトも不審者がいるから来たんじゃないよ。波浪をチェックしに来たんだよ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26082254_8?1285602223

資料を探したら、土木学会誌第45巻で見つけた
記事によると、支保工上でコンクリ打設とあるので、桁を造って乗せたのではなく、此処で造った事になる

なお国道135号は、1965年に一般国道となったが、それ以前は二級国道小田原下田線である
2010/09/27

小田原市/昔の海岸護岸 Part4

小田原の海岸護岸も今回が最終回
御幸ヶ浜の通りから西側、早川河口付近まで、一気に行きます

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_20?1285526767

該当地区は、護岸沿いに道が無いので、入れる通りから突き当たった先、及び海側から辿った

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_0?1285526767

まずは①の所。かつては海岸に出れる道だったが、今は西湘バイパスとの狭間に出れるだけの道
石段とその脇にのみ、かつての姿を残すのみである

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_1?1285526767

①より東方。西湘バイパスとの狭間
実はここに小道が通っており、Part3最後の写真の小さな防潮堤の場所に続いているのだが、凄い有様
護岸は真新しい擁壁に変わっている

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_2?1285526767

①より西方。こちらも旧護岸を見る事ができない
西湘バイパス工事で埋められてしまったようだ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_3?1285526767

この付近は、陸地側と西湘バイパスの間隙が無い
住宅のすぐ脇を車が行き交っている

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_4?1285526767

②地点。そんななか、奇妙な所を見つけた
小道の行き止まりすらこんなである

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_5?1285526767

護岸は姿を消しているが、かつて海岸脇に植わっていた松だろうか・・・
フェンスで区切られている通り、私有地として分断されている
左手には広い庭を持つ住居が建っていて、庭の続きとなってるのだ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_6?1285526767

③の地点。久々に丸石の護岸に出会う

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_7?1285526767

此処には小さな川が相模湾に注いでいる

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_8?1285526767

小川の西側は、大層な護岸が造られている

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_9?1285526767

西湘バイパスの防波堤は③の付近までで、西側早川方面は開口高架となる

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_10?1285526767

故に此処から西は現役の護岸という事になる
西湘バイパスは耐震工事中のようで、バイパス下は立ち入り禁止であった
(必要な部分は通路が設けられている)

以後、海岸を移動しながら海側からチェックした

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_11?1285526767

先ほどの大層な護岸の続きである。プライベートな階段まで設けられていた

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_12?1285526767

海岸の護岸というと、公共的イメージがあるが、この付近の護岸擁壁はブロック毎に異なっていた
各々の住人が設けたものかも知れない

そんな馬鹿な・・・と思われるかも知れないが、
この一角はかつて高級別荘地であり、この上も航空写真によると建物より庭の方が広いみたいな・・・

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_13?1285526767

護岸の間に、海岸へ出る道も造られていた

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_14?1285526767

西湘バイパスが護岸ギリギリに造られている場所があった
どーやって工事したんだろ、、

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_15?1285526767

再び海岸へ出る道(階段)

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_16?1285526767

今度はコンクリの擁壁となった

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_17?1285526767

と思いきや、次のブロックで石積みが復活
工事の為、向こうに行けない(注.周りにソコソコ人がいるのだ)
プライベート階段なんて、いい感じなのになぁ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_18?1285526767

ぐるっと迂回して、最後の護岸端にやってきた。地図④の場所である

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26071950_19?1285526767

ココは「南町なぎさ公園」というちっちゃな公園
海岸よりちょいと高くなっている
住宅護岸の外側ではあるが、松が植わっている所からすると初期護岸(土盛り?)のようだ
前回の大正末期地図で描かれてる端っこ辺りか

昔の海岸にゃ、このような松林があったのかもね

御幸ヶ浜以西の護岸は、古くは公的に造られたかも知れないが、大正・昭和期において、
私的に造成・改築された物のようだ(私的判断だが)
東側の旧防波堤のような歴史的遺構は無いが、個々の造りが違うなど、面白い点もあった


以上、小田原市/昔の海岸護岸シリーズ終了でござい
2010/09/26

根府川/二次使用軽レール

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26069005_0?1285506079

根府川で135号の現場が見えるトコないかウロウロしてる時に見つけた
とあるお宅のフェンス支柱が軽レールだ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26069005_1?1285506079

大分年季が入ってる

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26069005_2?1285506079

切れ端の切断面があった

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26069005_3?1285506079

高さは 5cmほど

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26069005_4?1285506079

頭部幅は 2.5cm弱

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26069005_5?1285506079

底部幅は 3.5cmから 4cm弱の間

軽レールにしても小さいタイプ?
この辺だと豆相人車、熱海鉄道が考えられるが、それにしゃ細い
念の為、調べてみるか・・・
2010/09/25

国道135号/根府川合流部改良事業現場

先日、湯河原方面へ仕事で出かけた際「異変」に気付いたので、本日確認に行って来た

場所は此処 地図

国道135号の根府川、旧道と県道740号線が交差する複雑な合流現場
以前トンネルが掘られたりしていたが、その後ずっと休工中のままだった・・・
2009年7月28日の様子

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26055713_0?1285408479

なんか出来てる(赤矢印)

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26055713_1?1285408479

下のトンネルは変わりないようだ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26055713_2?1285408479

仕事で通りかかった時は車だったのでじっくり観察できず「仮設の橋?」かと思ったのだが、
そうでは無いようだ
作業用のプラットホームみたいなんだが、上を見れないので確かではない

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26055713_3?1285408479

ソコと繋がる地山にも手摺が設けられているなど、上で何か行われているのは確かなんだが・・・

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26055713_4?1285408479

事業自身は合流の改良と、変わって無いらしい

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26055713_5?1285408479

念の為、トンネルも覗いてみよう

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26055713_6?1285408479

ううっ、奥が見通せないが、以前と変わってないみたいだ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26055713_7?1285408479

不思議なのが、あの上に行くルートが見つからない事
この廻り、車が通れる道は一通り調べたが、ドコからも行く事ができない

上からミカン畑を突っ切って・・・とも思ったが、農作業してる人が居たし
ちなみに休工中なのに、現場の上にも誰ゾいる雰囲気だった

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26055713_8?1285408479

一旦は何も無くなった飯場だが、再び出来ていた
工事は継続中という事なのだろう

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26055713_9?1285408479

コレが当初の改良事業完成予定イメージだ
詳しくはコチラ

完成予定イメージと、今やってる工事のギャップが大き過ぎて、さっぱり判らない
2010/09/24

小田原市/昔の海岸護岸 Part3

前回の御幸の浜プールから西、御幸の浜までの護岸を調査する

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_0?1285293487

御幸の浜プール陸地側の護岸は殆ど残っていない
プールの工事で消えてしまったのか、後に撤去されたのか定かでない
プールの中間地点で僅かに残るだけだった

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_1?1285293487

プール西口に来た
こちら側は、プール奥の陸地側に護岸が続いている

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_2?1285293487

護岸(堤防)の上から、西側を見る
堤防型護岸は、そこで終了

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_3?1285293487

堤防の最後の切れ込み。ここから砂浜へ下りる階段があるが、背面はドコにも出れない
私が子供の頃からこうだったと思うが、何故こーなってるのだろう?

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_4?1285293487

海側には防潮堤が取り付けられてるが、かつては板をはめ込んで高潮に対抗した
はめ込みスリットは石造りなので、全体はコンクリ化されてるけど、元々は古い物だろう

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_5?1285293487

地元の人でも、ドコの話だ?になりかねないのて、航空写真を
緑のラインが御幸ヶ浜の通りだ。防波堤の切れ込みは、赤でマークした場所

御幸ヶ浜の通りから、そのまま階段で海岸に下りられるのに、
こんな所に浜への出入り口があるのが謎だった

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_6?1285293487

大正6年の地図。当時の御幸ヶ浜の通り(緑ライン)は、浜へ直接出れなかったのである
赤でマークしてあるのは、江戸時代末期に造られた砲台(台場)の跡

此処には代官町御台場という砲台跡があった
故に迂回する形で道が造られ、その痕跡として防波堤の切れ込みが残っているのである

なお、他の2つを含めて、全ての砲台跡の痕跡は、残されて無い

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_7?1285293487

古い地図には砲台跡が描かれて無いものが多いので、色々調べてみたが、
いつ頃まで残っていたのか不明である
航空写真のある時代では、既に跡形も無い

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_8?1285293487

御幸ヶ浜の代官町御台場跡と言えるのは、この行幸在所跡
台場跡がそのまま使われたらしい。現在残るこの一角だけという事では無い

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_9?1285293487

明治6年の行幸があった故に、此処が「御幸ヶ浜」という名称となったのである

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_10?1285293487

寝かせてあったが、元は石碑だったようだ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_11?1285293487

西湘バイパスは御幸ヶ浜の部分、開口高架となってる
ここの護岸は、現役という事になる

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_12?1285293487

御幸ヶ浜通りの末端。階段上から西側を見る
西湘バイパスが出来る以前、かつての市民プールはこの先にあった
1952年の航空写真にも写ってるね

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_13?1285293487

この護岸は現役となるのだが、今まで(東側)が防波堤形状だったのに、法面的護岸となってる

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_14?1285293487

旧地図にも描かれているが、御幸ヶ浜の通り(緑ライン)から東が防波堤(赤マーク/両側ギザギザ)、
西が法面的護岸(青マーク/片側ギザギザ)と造りが変わっている

東側が漁業を中心とした町なのは、今まで見た通り
ここから西は町並みもまったく変わるのだ

続く~

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26042624_15?1285293487

御幸ヶ浜の公衆トイレ裏には、小道があるのだが、そこにはささやかな防潮堤
護岸に対してめっさ小さいが、良いんだろうか・・・
西湘バイパス防波堤はあるけどさ
2010/09/23

かつての小田原漁業

小田原の旧海岸護岸をチョコチョコ紹介してるが、今回はちょいと寄り道

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26031010_1?1285181002

小田原市本町の籠清。老舗の蒲鉾屋である

国道1号(東海道)から海よりに入った界隈
此処には他にも籠常、鈴廣、鈴定などの蒲鉾や干物などの水産加工品を扱う商店、加工所が沢山ある

なぜでしょうか?

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26031010_0?1285181002

前回、2010年9月22日 のレポ、御幸の浜プール東口脇にある籠清の駐車場
かつては此処に小田原魚市場があったのだ
現代地図

魚市場の近くだから、水産加工食品関係の会社が多いのです

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26031010_7?1285181002

昭和4年の地図。魚市場と、籠清をマーキングしてある

現在の魚市場=早川漁港は、昭和25年(1950年)着工、昭和43年(1968年)に完成した
それ以前、小田原の漁業は港を持たず、船を浜上げしてました

それが、初回の2010年9月7日 と前回廻った護岸辺りになります

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26031010_5?1285181002

昭和30年頃のブリの水揚げの様子(「小田原・足柄の100年」より)

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26031010_6?1285181002

昭和3年の浜町魚市場(「一枚の古い写真」より)

付近には、漁業の町であった為の神社が残っている

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26031010_2?1285181002

かつての魚市場近くにある「龍宮神社」
海の神様は、さっぱりなので詳しい事は判らないが、祭っているのは漁業組合

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26031010_3?1285181002

浜町4丁目にも「竜宮神社」がある
こちらも漁業組合が普請している

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26031010_4?1285181002

「竜宮神社」の方は由来があった

故に、ここいらの護岸は防波堤の形状をしているのである
明治38年以前、防波堤が無かった頃は、浜から続く町並みだったのだろう
2010/09/22

小田原市/昔の海岸護岸 Part2

前回、2010年9月7日 から台風関連のレポで間が開いてしまったが、久々の続きである

一枚目の写真、御幸の浜プール東口付近の場所はココ 地図

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_0?1285101319

現在の場所は、御幸の浜プール東口。正面の西湘バイパスのカルバートを潜れば海岸である
この付近も西湘バイパスが防波堤となっており、昔の海岸護岸はその役割を終えている

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_1?1285101319

御幸の浜プールは、1964年から始まった西湘バイパスの工事で、旧市民プールが使えなくなり、
新たに造られた小田原市営のプールである
8月31日で営業を終了しており、まだ残暑の厳しいというのに、誰もいない

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_2?1285101319

ココから東方に旧海岸護岸が続いている。陸側

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_3?1285101319

海側。西湘バイパスにより、護岸外も埋めたてられており、此処には23区の公民館が建っている
赤枠で囲っている部分には、非常に価値のあるモノが描かれている

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_4?1285101319

延長 九拾九間五尺(末字は違うかも)(181.5m)
第一回 法高 拾八尺三寸(5.5m) 明治十?年?月竣工 ←追記.明治三十六年だと思う
第二回 直立 三尺?寸(1m程) 明治三十?年八月竣工 ←追記.明治三十八年だと思う
第三回 直立 ニ尺四寸(73cm) 大正二年七月竣工
?? 三尺(1m)
?法 八尺(2.4m)
組高 貮(ニ)拾四尺五寸(約 7.42m) 幸町四丁目(昔の此処の地番)

(注.数字の読み違い等あるかも知れません)

護岸(防波堤)の建造の歴史が刻まれている

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_5?1285101319

見えているのはほんの一部ですが、海岸側は角石で積まれている

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_6?1285101319

陸側は丸石

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_7?1285101319

海側。西湘バイパスにより、かつての砂浜の面影は無い

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_8?1285101319

東進すると、途中から護岸の仕様が変わっている。海側

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_9?1285101319

陸側。高さも厚みも増している。後期の改修あるいは、修復された為だろうか

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_10?1285101319

此処の海岸側は公園となっており・・・

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_11?1285101319

かつての雄姿を垣間見る事ができる
城壁のような姿だ
バスケゴールやチャリと比較しても判る通り、高い

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_12?1285101319

下部の基礎(?)部分が張り出しているのは、波濤を抑える為の工夫だろうか

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_14?1285101319

上から見ると、ひぇ~結構怖い

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_13?1285101319

砂浜へのスロープも、重厚な造りだ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_15?1285101319

さらに東進して公園を振り返る

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_16?1285101319

先には護岸が続いているのだが、入り込めるスペースが無い

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26020929_17?1285101319

海岸側も、公的空間とはいえず、半ば私的に使われているようだ

この先、一部を除いて護岸は続いており、前回到達した地点に続いているようである
別に踏破が目的では無いので突入はしない

旧海岸護岸探索、、、実はまだ続く
2010/09/21

流失モノ回収

またもや今日も(見たのは昨日だが)流失モノである
もうお腹一杯かも知れないが、道中で見つけたモノは仕方ない

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26010222_0?1284996954

酒匂川CRを下ってると、対岸でナニかやってる

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26010222_1?1284996954

何かを引き上げようとしてるようだ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26010222_2?1284996954

報徳橋から、、、ううむ、やっぱよく判らん

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26010222_3?1284996954

現場到着。土手道を完全に塞いで作業中だった(いいんか?コレ

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26010222_4?1284996954

引き上げようとしてるのだが、引っ掛かって難儀してる

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26010222_5?1284996954

ワイヤーの先は、やっぱ車だった。軽みたい
土手道からは護岸のヘリに隠れるんだなぁ
この車も見つけて無かった(土手道からは見えなかった)

回収作業を見守る必要は無いので撤収したが、なんで回収してるんだろ
修理は絶対しないだろうし(できねーよコレじゃ
律儀に処分する為?

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fe/4e/bazu55555/folder/109946/img_109946_26010222_6?1284996954

報徳橋から見えた遠くの方に駆け抜ける獣2頭
こないだの鹿だろうか